お役立ち資料
脆弱性?脆弱性診断?セキュリティの専門家が徹底解説セキュリティ対策の疑問
すべて解決!
001
目崎 匠
2024年1月22日
長らく日本では「水と安全はただ」と言われ続けてきました。しかし、その様子も生活様式の多様性や物理とサイバーが融合しつつある現代社会においては既に過去の言い回しになりつつあります。
私たちは事業活動や私生活の両面において、自分達の身を守る施策や考え方を身に付けておかなければならない、そんな時代に突入しているのではないでしょうか。
身を守るための施策とは何か?「セキュリティ」という言葉が当てはまります。一言で「セキュリティ」と言っても何から守らなければいけないのか、どんな脅威があるのか?脅威は多岐にわたり、それらに対抗するための対策は多種多様です。今回は、分野別のセキュリティ対策を理解し、自分達が必要とするセキュリティ対策はどこに当てはまるのか?必要な時に何をキッカケに探せばよいかの道しるべとなるように進めて行きます。
セキュリティ対策は、大きく分けて物理セキュリティと情報セキュリティに分類されます。
ご存知の通り、当社では情報セキュリティを中心に様々な対策を提供しており、物理セキュリティに関しては概略のみの説明に留まる点はご了承いただければ幸いです。
今回の目的は、道しるべです。どんなセキュリティ対策があるかをザっと並べてみましょう。
これらのセキュリティ対策は、互いに連携して機能することで、多層的な防御体系を形成します。それぞれのビジネスに最適な対策を選択し、組み合わせることで、包括的なセキュリティ戦略を築くことができます。
セキュリティ対策は多岐にわたります。自社が取り組むべき課題がどの領域なのかを把握してから、様々な対策の調査に進むことをおすすめします。
以降の回では、皆様が調査、検討を進めるうえで大切な「そもそも自社が取り組むべき課題とは何か?」を見つけやすいように説明してまいります。説明を読み進める中で、何のための対策なのか、どんな時に採用するのか、どんな注意点があるかを把握できるようになれば幸いです。