株式会社ユービーセキュア(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松田 陽子、以下「ユービーセキュア」)は、株式会社GRCS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木 慈和、以下 GRCS)とGRCSが開発・提供するサイバーセキュリティリスク管理クラウドサービスの「CSIRT MT.mss」の販売代理店契約を締結しました。ユービーセキュアは本年3月に販売を開始した脆弱性スキャン・管理ツール「Tenable.io」(開発元:米Tenable,Inc)と「CSIRT MT.mss」を組み合わせ、継続的な脆弱性スキャンとスキャン後の対応管理を抜け漏れなく実施できるソリューションとして提供することが可能となりました。

〔連携ソリューション概要図〕
連携ソリューション概要図

サーバーOSやネットワーク機器、ミドルウェア、OSSを含めた様々なソフトウェアに関する多くの脆弱性情報が日々公表されています。脆弱性を狙ったサイバー攻撃による重大な情報漏えいも発生していることから、脆弱性のモニタリングを継続的に行いその対処を実施したことを確実に管理できる仕組みが企業に求められています。

「CSIRT MT.mss」は、CSIRTやSOCの運用に最適化したマルチテナント型セキュリティマネジメントサービスであり、「Tenable.io」はクラウド、IoTなども含む多様なIT資産を継続的にスキャンし常にそのリスクを可視化するクラウド型脆弱性管理プラットフォームです。「Tenable.io」がスキャンを実施し発見した脆弱性および資産情報を、API連携によって「CSIRT MT.mss」へ自動で取り込み、脆弱性情報とその対応状況のチケット管理を可能にしました。この連携により脆弱性の適切な把握と確実な対応管理を実現し、セキュリティリスク管理の高度化を支援します。


<本ソリューションの特長>

  • 「Tenable.io」より連携された脆弱性情報をもとに「CSIRT MT.mss」においてIT資産単位でチケット管理することで、個別の対応状況の共有と進捗の可視化を実現します。
  • GRCSとユービーセキュアの知見をもとにした、「CSIRT MT.mss」の脆弱性管理ダッシュボードの活用により速やかな状況把握と意思決定を促進します。
  • 「CSIRT MT.mss」はマルチテナント対応のため、異なる部署間やグループ会社間における情報のアクセス制御を柔軟に行うことが可能です。

・CSIRT MT.mss紹介ページ:https://www.grcs.co.jp/products/csirtmt
・Tenable.io紹介ページ:https://jp.tenable.com/products/tenable-io


<本リリースに関するエンドースメント>

Tenable Network Security Japan 株式会社、カントリーマネージャー 貴島直也様
Tenableは、「Tenable.io」と「CSIRT MT.mss」の連携ソリューションの一般提供が開始されたことを心より歓迎いたします。2021年に公開された脆弱性は2万1,000件にも上り、企業にとってタイムリーな対応は難しい状況です。GRCSとユービーセキュア両社の幅広い実績と知見を活かしたこの新しいソリューションが、日本における企業の脆弱性管理の高度化ならびにセキュリティリスク低減に寄与すると確信しています。


<GRCS会社概要>

社名:株式会社GRCS
URL:https://www.grcs.co.jp/
代表取締役社長:佐々木慈和
所在地:〒102-0076 東京都千代田区五番町1-9MG市ヶ谷ビルディング9F


Tenableの販売開始、Tenable.ioクイックスタートサービスについて
https://www.ubsecure.jp/topics/topics-2021/t-20210315
https://www.ubsecure.jp/in-house/tenableio