ユービーセキュア(UB)広報担当の別宮スミレです。
【祝】勤続10周年!ということで、本日はUB初の新入社員で入社したお二人、高畠さん(通称:バッチ)と中村さん(通称:ナカムー)にインタビューしました。

自己紹介

別宮:勤続10周年おめでとうございます!貫禄も醸し出してきたバッチさんとナカムーさん、本日はよろしくお願いします。
まず初めに、自己紹介をお願いします。

高畠さんプロフィール写真セキュリティソリューション事業部 技術開発エンジニア 高畠 亮氏


2011年4月新卒入社。
Vexのシグネチャや、検査動画の開発に従事。
プライベートでは、モンハンをやったり、ウスターソースを作っています。
リモートワークになって不健康さを打破するために、散歩や、ゴルフの打ちっぱなしをするようになりました。


中村さんプロフィール写真テクニカルコンサルティング部 セキュリティコンサルタント 中村 智教氏


2011年4月新卒入社。
診断案件の内部取りまとめ業務に従事。
毎日モンハンをやることがライフワークとなっています。
プライベートでは動画配信サービスを使って映画をたくさん見ます。ジャンルの定めはなく、何でもOKですが、オススメは『遊星からの物体X』。
家庭のネットワーク環境を構築して家族に貢献しています。
リモートワークになり、草野球ができなくなり運動不足になっています(´;ω;`)

変化

UBの10年

別宮:10年が経ち、UBの変化について教えてください。

高畠:入社当時、従業員数は私たち2人を含めて14人でした。おぉ、少ないなと。
いざ出社してみると、面接の時に「がんばってね」と声を掛けてくれた人もいなく、あれ?あの人辞めたのか!?と不安に駆られたのを覚えています。実際のところ、オンサイトで客先常駐して不在なだけだったのですが、当時はオンサイトの知識もなく…不安でしたね。
オフィス延べ面積は、入社時の水道橋オフィスが38坪、現在の築地が140坪です。おぉ、広くなったなと。
当時はごみ捨てが当番制で、トイレ掃除もあり、次の移転先でその作業が無くったことに感動しました!
当時から社内部活はちょこちょこやっていました。カポエイラ部や囲碁部、英語部、ラテアート部、(大きな声では言えませんが、ナカムーと2人でギャンブル部と言うものもあったような...)。

別宮:それが、今の部活動にも繋がっているのですね。

高畠:そうですね。
現在は「釣り部」に所属しています。この間「リアル脱出ゲーム部」に参加してみたら思いのほか楽しかったです。

雰囲気や人の変化

別宮:10年が経ち、雰囲気や人の変化について教えてください。

高畠:イベントが増えたなと感じます。みんなでワイワイ・ガヤガヤやろうぜ!みたいなところですね(現在はコロナ渦でオンラインでのイベントが増えました)。
10年前は皆無でした。個別で飲む事はありましたけど。当時は少人数でオフィスも小さかったのですが、心の距離は遠かったような(笑)。

中村:入社当時は少人数のエキスパート集団で、ザ・ベンチャー企業でした。
今は人数が増えて、とんがり具合が少し減ってきたと感じますが、できることや規模も大きくなり、みんなで協力しながら仕事をすることが増えました。企業として大きくなったんだなと実感しますね。

10年前と現在の自分の変化

高畠さん別宮:10年前と現在の自分の変化について教えてください。

高畠:人間的に丸くなった気がします。
昔は、画面に向かってずっと怒っていましたね(笑)。

中村:色々な物に折り合いを付けられるようになりました。できない物はできない、ダメなものはダメと。
若い頃は、そう言ったものがあるとやらなきゃ!と焦る傾向がありました。
大人になりましたね(笑)。

別宮:10年前と現在のお互いの変化についてはどうでしょうか。

中村さん10年前

高畠:ナカムーは喋るようになりましたね。昔は無口な感じでした。
新人歓迎会の時に先輩に話しかけていたら、私がよく喋るもので、先輩から「お前の話はもう充分聞いた。俺は中村くんと話したいんだ」と言われた記憶があります(笑)。

中村:高畠さんは挨拶代わり兼スキンシップの愛のムチが減りましたね(笑)。

高畠:中村さんもね(笑)。

 

「Vex」と「診断サービス」の変化

対談風景別宮:続いて、「Vex」と「診断サービス」の変化について教えてください。

高畠:「Vex」は特に見た目がまるっと変わりました。10年前は作った感満載だったのが、現在は明るい感じの見た目に、おしゃれさが加わりましたね。
インストールやアップデートの手順がすごく楽になり、シナリオマップなどが組み込まれたことによって使いやすさがよりアップしました。
「診断サービス」はペネトレーションテストなどの診断項目が増えました。

中村:変わったことと言えば、当時は個人個人のスキルが物を言うような時代だったかと。

高畠:そうですね、属人化していたものを随分と標準化してきました。

中村:昔は人が少なかったのもあり、特定の人に対して特定の仕事を任せていました。今は、それが誰でもできるような仕組みに変わってきていますね。

高畠:ドキュメントが残るようになったのが大きいです!
当時はみんなの頭の中や、PCローカルに置いてある情報のみだったので...つまり、手順書がゼロでした( ゚Д゚)
担当者がいなくなると何もできなくなる...でも案件の流れが止まることはない...これは恐いぞ、手順化しないといけないぞという思いから、私は手順書作りに取り掛かりました!

入社して

入社してビックリしたこと

別宮:入社してビックリしたことは何でしょうか。

高畠:入社時の謎の研修です...研修テキストを自分たちで作ることから始まりました。もう、ビックリですよ。初めての新卒採用と言うこともあり、教育マニュアルが何も無いんです。「さぁ、ビジネスマナーを作ってね!!」と言うところからのスタートでした( ゚Д゚)

中村:そして作った教育マニュアルが次の世代に引き継がれることは無かったという_| ̄|○

高畠:新入社員は、朝来た時に元気よく大きな声で自己紹介の挨拶をして、帰る時も元気よく大きな声で自己紹介の挨拶をするように言われていたので、この挨拶は毎日の日課でした。「声が小さいよ!」とヤジを飛ばしてくる先輩がいたり(笑)。
翌年の新入社員に同じ事をやらせようとしたら、「そう言うのは良くないぞ!」とヤジを飛ばしてきた先輩から怒られるという、まさに2年目のビックリです(笑)。

別宮:それはビックリですね(笑)。

高畠:9時前には出社しなさい!と言われたにもかかわらず、出社するとオフィスの鍵が開いていないことも多々ありました。
それでいて遅刻が多いなんて言われた日には、たまったもんじゃないです(笑)。

中村:オフィスの鍵が開くのを待っている時に、ピチピチの服を着て自転車を担いで登ってくる人にビックリしました(後に社内の人だと知って更にビックリ)。

別宮:ビックリエピソード満載ですね。今ではありえないことばかりですが、懐かしい思い出ですね。

入社して楽しかったことや、大変だったこと

別宮:楽しかったことや、大変だったことは何でしょうか。

高畠:楽しくもあり苦労したことは、スマートフォンのガイドラインの作成です。分からない事だらけで、調べながら進めていく作業はとても大変でした。
根を詰めてやりながらも、みんなで些細な悩み話で盛り上がったのは楽しかったなー。

中村:Vexトレーニングの講師をしていた時に、全員分のノートPC(最大で6台)を手持ちで運んだことです。お客様先に向かう際、知らない場所の地図を見ながら探し歩くのは大変でした。その時代のノートPCは重かったので、あれは辛かったなぁ。
現場ではお客様の運用環境などを考慮する必要があり、「ヒアリングして、問題点を抽出して、その場で解決させる」という様々な状況への対応力が身につき、トーク力もあがりました。今思うと良い経験でした!

メッセージ

10年前の自分にメッセージ

対談風景別宮:10年前の自分にメッセージをお願いします。

高畠:「もっと勉強しろよ!早く資格取れよ!今、大変なんだぞ。」って10年前の自分に言いたいですね。

別宮:新入・若手社員の皆さんへのメッセージにもなりますね。

中村:10年前の自分は何言っても聞かなそうだからな...。

別宮:そんなに尖っていたのですか!?

中村:武田信玄の言葉「人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 あだは敵なり」の通り、人との繋がりは大切にしましょうと伝えたいですね。

高畠:正に、人材こそが宝ってことですね。
あと、10年前の自分に、お前まだ10年後結婚していないからな!と言いたいです。早く嫁さん探せよと(笑)。

中村:私も10年前の自分に、10年後お前肩壊しているからな!と言いたいです。

今から10年後の自分にメッセージ

別宮:10年後の自分にメッセージをお願いします。

中村:いい加減結婚しろよ!

高畠:それ、まだ結婚していない前提で言ってますよね(笑)。
と言いつつわたしも、手取りのお給料が無くなるぐらい払ったお祝儀、返してもらえたのか!?と。
酒を飲み過ぎて身体を壊すなよ!
そして、保守的になるなよ!と言いたいですね。

今年の新人にメッセージ

対談風景二人別宮:今年の新人にメッセージをお願いします。

高畠:昔と比べ、知識が多くて出来る子がたくさんいます。
今持っている知識だけではなく、ぜひ色んなところに目を向けて頑張っていってください!

中村:仕事とは8割がやった事があることで、2割がやった事がないことです。故に、その2割を進んでやるようにしましょう!できる事だけではなく、できない事をやっていくのもまた仕事です。

高畠:よっ!令和の武田信二!

別宮:いい言葉ですね!ナカムーさんはもちろん実践しているんですよね?

中村:私は10割できることしか実施していないです。

別宮:高畠:(爆笑)。

魅力

10年働いてきて感じるUBの魅力

別宮:UBの魅力をお聞かせください。

中村:UBで10年間やってきたことは、他の一般的な会社にいても経験できることではなかったはずです。それぐらい特殊な事もやらせてもらえる会社です。
そして、僕がいることです!

高畠:風通しのよいフラットな社内で、要望が通りやすいです。
また、セキュリティの知識を早く得られるところも魅力です。

「Vex」と「診断サービス」の魅力

別宮:「Vex」と「診断サービス」の魅力をお聞かせください。

高畠:「Vex」は、自分や社内の診断部隊が実際に使ってみて、使いにくい所やより良いアイデアをフィードバックをできるところが魅力です。自社開発だからこそですね。
おススメ機能は『正規表現チェッカー』です。昔は、ほとんど玄人向けだったVexが、どんどん使いやすくなっている所が素晴らしいと思います。
反面、少し寂しさを感じるのは、玄人向けだった時にレクチャーしていた使い方のコツをお客様に披露することが無くなってきたことかな。

中村:「Vex」と「診断サービス」共に、必ずアップデートされるところが強みだと思います。
毎年同じでは無く、新たな機能や検出ロジックが追加されるなど、停滞感が無く常に進歩しています。
「Vex」であればお客様や社内の声を聞き入れ、「診断サービス」であれば時世の流れも取り入れて常にアップデートしてるということです。

今後頑張っていきたいこと、目標

別宮:今後頑張っていきたいこと、目標などをお聞かせください。

高畠:現在取り組んでいる、シグネチャと検査のカバレッジを広げていくことです。機械診断と手動診断とで分かれている部分を、より人の手を使わず機械診断でカバーできるようにしていきます。

別宮:機械診断の範囲が広がると、Vexを回せばたくさん診断できる!と言うことですね。とても魅力的です!!
是非頑張ってほしいです。応援しています!

中村:大きく二つあります。
一つめは、ユービーセキュアが多くの人の目に触れて、知ってもらうことです。
たくさんの人にユービーセキュアのコーポレートサイトに来てもらって、あぁこう言う診断があるんだと知ってほしいです。もっと多くの人から認知されるようになりたい!
二つめは、将来的にコンシューマー向けのサービスをつくりたいです。
今の時代、インターネットを使わない人はいないと思うので、そう言った人向けのサービスを何か提供できればいいなと考えています。
TVやネットで、「Vex」や「診断サービス」と言えばユービーセキュア!のようにCMが流れたら嬉しいですね。そうすると一つめの目標も達成されますね。

ダルマと一緒に

別宮:その際は、お二人のCMデビューもあり得ますね(笑)。
20周年ブログもやれるといいな!さらに10年後の自分へのメッセージを聞けるようにしたい!!と、お二人の言葉を聞けてこちらも嬉しくなりました。本日はありがとうございました。

 

※本ブログの掲載写真について、撮影時のみマスクを外しています。