株式会社ユービーセキュア(本社:東京都港区、代表取締役社長:観堂 剛太郎)は、株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:五味 勝)と、国内市場シェア1位*1のWebアプリケーション脆弱性検査ツール「Vex」の販売代理店契約を締結いたしました。

Webアプリケーションの脆弱性を悪用した被害が一向に減らない一方、デジタルトランスフォーメーション(DX)によって、セキュリティ品質を保ちながら迅速なサービスのリリースが求められています。
ユービーセキュアが自社開発する「Vex」は、2007年の提供開始より、動的解析ツールとしてWebアプリケーションのリリース前診断に広く活用されてきました。近年では、DXを支えるセキュア高速開発手法である DevSecOpsの*2実現を支援するため、「CI(Continuous Integration)ツール連携機能」や「OpenAPI定義ファイルのインポート機能」を追加するなど、開発スピードとセキュリティ品質の両立をするソリューションを提供しています。

一方、東陽テクニカは、ソースコードの安全性を開発初期段階で解析することができる静的解析ツールや、開発テスト時に自動的に脆弱性を検査するインタラクティブ解析ツールを既に取り扱っており、今回当社の「Vex」をラインアップに加えることで、すべての開発ステージに対応するセキュリティソリューションをワンストップで提案することが可能となりました。

今後、ユービーセキュアと東陽テクニカはより密接に連携し、お客様のニーズに対して最適なソリューションをご提供するとともに、安心・安全なデジタル社会の実現に貢献してまいります。

Vexの詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
https://www.ubsecure.jp/vex

本お知らせのPDFファイルはこちらからご確認ください。

■株式会社東陽テクニカについて
東陽テクニカは1953年の創立以来、世界最高水準の“はかる”技術の提供をコアコンピタンスとし、最先端の測定機器の輸入販売と自社開発製品の提供によって、官公庁、大学ならびに企業の研究開発を支援してきました。技術分野は、情報通信、自動車計測技術、環境エネルギー、EMC(電磁両立性)試験、海洋調査、ソフトウェア開発支援、ライフサイエンスなど幅広く、米国や中国の現地法人などを通じて世界にも提供しています。また、5G(第5世代移動通信システム)ネットワークの構築支援、サイバーセキュリティサービスの提供、自動運転車の開発支援、AI(人工知能)を使ったデータ解析など、新しいソリューションの創造に取り組んでいます。
「“はかる”技術で未来を創る」のスローガンのもと、これからも産業界の発展と安全で環境にやさしい社会づくりに貢献してまいります。 
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/

*1 国内市場シェア1位:
富士キメラ総研 2018 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧(セキュリティ検査ツール/Web アプリケーション型)より(2015年度~2017年度実績)。

*2 DevSecOps:
システム開発(Development)と運用(Operation)を密接に連携させ、迅速かつ頻繁にソフトウェアを開発する手法「DevOps」に、セキュリティを担保する取り組みも一体化させ、開発工程の自動化を図ること。

■ニュースに関するお問い合わせ先
株式会社ユービーセキュア 営業本部 営業・マーケティング部
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